家庭教師

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教師選定のカラクリ

家庭教師個人の実態は、あまり知られていません。先生に直接時給や掛け持ちのことは聞きにくいですが、気にはなるところです。

私が働いていた教師派遣会社での時給は、小学生で1300円前後、中学生で1500円前後、高校生は1700円前後でした。どの家庭教師会社もほぼ同じくらいで、高学歴の大学受験や中学受験などは2000円前後の時給が発生するときもありました。(※地域による価格差や教師の学歴によって、より高い場合もあります。)

大学受験はセンター試験や大学ごとの2次試験の難易度が高く、教えられる先生が少ないからです。もっと教師不足なのは中学受験にも言えることで、時給は相対的に高く設定されています。

教える先生に求められる条件として中学受験経験者であることが第一で、しかも内容が難解なため、それを噛み砕いて教えてあげられる人、さらに学校ごとに問題内容に差が大きいという特色があるため、同一校を受験しているか、様々な傾向の問題に対応できる先生ということになります。高校受験は、公立高校の受験が内申点メインに判定されるため、難易度はそれほど高くなく、時給もあまり高くはなりません。

そして、教師選抜の方法もあまり知られていないカラクリの一つです。

御家庭の要望に沿って教師を選抜しますが、教師派遣会社の仕事の中で、この仕事が一番骨を折る作業です。登録の先生にとにかく電話を掛けまくり、スケジュールなどを聞いていきます。もちろん一人一人の先生が週何回くらい指導しているか、何人担当しているかなどは把握しています。

しかし、ほとんどの場合人気のある先生に電話が集中し、めぼしい先生のスケジュールはすぐ埋まってしまいます。ですので、どうしても先生不足に陥り、無理矢理なスケジュールで生徒を持ってもらうという場合があります。

人気のある先生は「住んでいる場所」「学力」「人柄」の三拍子がそろっていることが条件です。住んでいる場所が重要というのは家庭教師特有の条件かもしれません。特に人気なのは、実は人口の多い都市部ではなくて、地方のあまり人の住んでいない場所に住んでいる先生です。都市部では塾など利用しやすい教育機関が多いですが、小さな個人塾くらいしかなかったり、そもそも交通機関が発達していなかったりするような場所では、家庭教師のニーズが非常に高い傾向があります。ですので、地域が集中し教師不足になった場合は教師に友達を紹介してもらったりもします。

そして、そんな教師手配によって、実際のところ家庭教師の先生の中には、掛け持ちをしている人が多い現状があります。多い先生で5人ほど同時期に担当し、一週間ほぼ毎日別々の生徒の所に行っているということもあります。

家庭教師だけでなく、飲食店など別業種でのバイトをしている先生ももちろん存在します。そのような先生は派遣会社にしてみればたくさんの生徒を担当してくれている為、かなり重宝するのですが、生徒のことを考えるとあまり良くはないと言わざるを得ません。そんな先生の傾向として言えるのは、家庭教師をお金儲けのアルバイトとしか考えておらず、あまり成績のことなど真剣に考えないということです。たくさんの生徒を担当し、給料を稼ぐことが目的になり、生徒への教育という大前提を忘れがちな先生がどうしても多くなります。そのような先生に当たった場合は、ご家庭でしっかり監視をして、カリキュラムなどがしっかりできているかチェックする必要があります。最悪、交代の手続きをする必要もあるかもしれません。直接、どのくらい生徒を持っているのか、アルバイトはどれ位しているのかなど、遠まわしにでも聞いてみることをお勧めします。

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