家庭教師の先生が付いて、それですべて安心だと考えてはいけません。いい先生にめぐり合えたとしても、完全に先生任せにしていると成績は伸びません。先生は授業をするだけで勉強は教えてもらえますが、勉強の習慣まで管理することは難しいからです。
例えば、先生が課題(宿題や予習・復習)を指示した時に、しっかりやっているかどうかは次の授業の時にしか分かりません。課題をチェックし、やってきてくれなかった場合は当然生徒に注意しますが、また次の授業までやっているかは不安なまま一旦帰ります。
いわば、課題を与えてから次回までには空白期間があり、そこで勉強をしているかどうかというのはどうやっても先生の目が届かない部分なのです。勉強の習慣というのは、先生が教えている授業中に付くのではなく、その空白期間中にしっかりできているかというのが一番大事です。
となると、常に生徒の側にいる親御さんの助けが必要です。いわゆる監視をしてほしいということです。先生の指示通りに課題を行っているかどうか、たまに見てあげてください。嫌がる生徒さんもいるかもしれませんが、これは非常に大事なことなので、確実に行なった方が効果は出ます。「今日の課題は大丈夫?」など、簡単な声がけをするだけでもだいぶ違いますのでやってみて下さい。
このような管理をしていく為に欠かせないのが、先生とのコミュニケーションです。家庭教師を付けているご家庭で、先生とは行き帰りに挨拶するくらいというところがありますが、それでは家庭教師を付けている意味がありません。
今日はどんな課題を出したのか、(1)テキスト名(問題集やドリルなど)、(2)学習範囲(ページ数など)、くらいは聞いておいて紙に残しておくほうが確実です。次に先生が来るまで、しっかり監視し勉強させておくことは親御さんの仕事です。家庭教師はずっと家にいるというわけではありませんので、その部分をフォローしてあげて、家庭と先生と両方の面から支えていくことが、家庭教師を最大限に活用する一つの方法です。
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