学習塾とは、個人や会社が経営する、主に小中高生を対象に、有償で勉強を教える教育施設全般のことです。
もともとは、門の両側にある建物(門部屋)を表し、そこで子弟に学問の手ほどきをしたことから、私的に教育する場として発展してきました。現在では、上級学校への進学(受験対策)や、学校で行われる授業の補完としての学習の場を示す意味で使われます。
学習塾の指導方法には主に以下のような種類があります。
(1)集団授業(指導)形式。学校の授業のように、教師主導で行われる授業学習形式の指導方法。
(2)自学自習形式。個別に配布される問題プリントを解き、教師(採点者)に提出・採点後、個別に質問や解説を行う指導方法。
(3)個別指導形式。生徒(児童)に対して、教師がカウンセリング(対話)形式で個人に合わせて授業・解説する指導方法。
大都市部(人口20万人以上)の中学3年生の通塾率は65.7%に達しており(「文部科学省委嘱調査『完全学校週5日制の下での地域の教育力の充実に向けた実態・意識調査』子どもの体験活動研究会 平成15年3月」より)、生徒(児童)にとっては学校教育と並んで、重要な学習の場となっています。
しかし、授業料の高騰や学校教育への影響、また家庭で過ごす時間の減少など、様々な問題や弊害も指摘されています。
学校教育関係者の中には、学力至上の競争原理や企業の営利主義に疑問を持ち、学習塾に否定的な考えを持つ人も多く見られましたが、近年になって、杉並区立和田中学校の「夜スペ」のように公立学校と学習塾が協力するケースも出てきています。
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